①「体系」(全体の中の位置づけ)や「流れ」を意識する。
覚えるときには丸暗記ではなく、全体の体系や流れを意識しま しょう。
体系化された記憶は忘れにくい上に、次の理解にも役立ちます。
理解と記憶は車の両輪で、一方が他方を引き上げる関係です。
試験の時、糸口があれば自力で「芋づる式」に引っ張り出せるような記憶方法を心がけましょう。
①の体系的理解とも関連しますが、新たな視点からものを見ることで理解が深まります。
内容を要約できるとか類似の用語の違いを説明できれば、よくわかっていると言えます。
「ああ、そういうことだったの! 知らんかったわ~!
」をたくさん体感していただきたいと思います。
③過去問を重視する
受験生のあなたに質問です。
「あなたは、なぜその問題を解いているのですか?」 その答えは、「入試で出題されるから」のはずです。
では、出題をどのようにして予想するかというと、それは「過去問」です。
入試の過去の出題を分析すると、出題傾向がわかり、来年の出題がある程度予想できます。
だから、一通り勉強したら早めに過去問をするべきです。
「過去問を解くために普段からどういう勉強が必要か」常に意識する必要があります。
この意識で勉強すれば、重要な20%は必ず頭に入っているはずです。
それで、充分合格してしまうのです(パレートの法則)。